不動産担保ローンを利用する時の「よくある質問Q&A」まとめ

Ｑ. 不動産担保ローンを申し込む時に年齢制限はある？

Ａ. 不動産担保ローンを申し込むときの年齢制限は、不動産担保ローンを取り扱っている金融会社によって違っています。

不動産担保ローンを借りる時の条件として、「２０歳以上～７０歳未満」というところが多いようですが、ノンバンクの不動産担保ローンの中には、「２０歳以上であれば何歳でもOK」というところもあるようです。

Ｑ. いくらまで借りれるの？

Ａ. 不動産担保ローンは、最大で５億円位まで借りれるところがあります。

一般的に、銀行での不動産担保ローンの評価額はだいたい５０％～６０％くらい、ノンバンクの不動産担保ローンで６０％～７０％くらいと言われており、不動産担保ローンの会社により、査定額に数百万円の差がでることもあります。

Ｑ. 融資までの時間はどれくらいかかるの？

Ａ. 不動産担保ローンは、申し込んでから融資が実行されるまでに最短で３日ほどかかるようです。

不動産担保ローンは、担保となる不動産の価値を調べるのに時間がかかるため、カードローンのようにすぐに借りることはできません。

一般的には、融資までに一週間位かかっているようですが、最近では、コンピューターを利用した不動産担保評価システムなどを利用して、スピーディーな審査が可能になっています。

Ｑ. 住宅ローンが残っていても借りれる？

Ａ. 住宅ローンが残っていても、不動産担保ローンを借りることはできます。

不動産担保ローンは、住宅ローンを払っている状態でも申し込むことはできます。

担保として預ける不動産の価値から、残っている住宅ローンの額を引いた金額をもとに、融資の額が決定されますが、ローン残高が購入時の約６割以下になっていることが目安となります。

担保となる不動産によほどの資産価値が付かない限りは、住宅ローンの返済を始めたばかりだと、不動産担保ローンを借りるのは難しいでしょう。

Ｑ. 家族に内緒で借りれる？

Ａ. 自分名義の不動産を担保に借りる場合は、家族に内緒で借りることができます。

自分名義の不動産を担保にお金を借りる場合は、基本的に家族に承諾を得る必要はありません。

ですが、名義人が親や配偶者、兄弟など、他人名義の不動産を担保にする場合には、名義人の承諾が必ず必要になるので、家族に内緒で借りるのは難しいでしょう。

自宅を担保に不動産担保ローンを借りる場合には、自分名義であっても、後々家族間でもめないためにも、できれば、家族に相談することをおすすめします。

Ｑ. 親名義の不動産を担保にすることはできる？

Ａ. 不動産の名義人の同意があれば、親名義の不動産でもお金を借りることができます。

不動産担保ローンは、担保物件と不動産担保ローンの契約者の名前が違っても利用することはできますが、名義人の同意が必要です。

不動産の名義人の同意さえあれば、親だけでなく、兄弟や、親戚、血の繋がりのない、全くの他人名義の不動産を担保にしてお金を借りることもできます。

Ｑ. 赤字決算でも借りれる？

Ａ. 不動産担保ローンは、担保となる不動産の価値が重視される傾向にあるので、赤字決算でも借りることができます。

赤字決算だと、不動産担保ローンといえども、リスクを嫌う銀行で借りるのは厳しいかもしれません。

ですが、ノンバンクの不動産担保ローンなら、その時の経営状況ではなく、担保となる不動産の価値や、今後の事業計画で、事業を立て直せる見込みがあることが重視されるので、赤字決算でも借りれる可能性があります。